MESSAGEメッセージ
一番大事にしていることは、
社会貢献の前に『他者貢献』
~助け合い、支え合える仲間と共に、直面する社会課題に向き合っていきたい~
代表取締役社長 北村 卓也
1977年生、学習院大学卒
日本IBMを経て、2008年より日本マイクロソフトでコンサルティングサービスビジネスの立ち上げ及びサービス営業担当部長としてビジネス拡大をリード、2016年より前職SAPジャパンではビジネスアナリティクス部門にて機械学習を中核としたデータアナリティクス事業を推進。2018年10月よりセンシンロボティクスに参画。
自分の子供に自信を持って誇れる仕事をしたい
20代の私はとにかく「売ること」「年収を上げること」に執着し、IT企業のコンサルティングサービスビジネスを行ってきましたが、あるプロジェクトに携わり、私の考え方が一変しました。ある企業の再生施策の一環でものづくりのプロジェクトを担当した際に、協力し良いものを作ろうとする現場の社員に強く心を打たれたこと、そのプロジェクトが大成功に終わり、これは社会的に意義があると大いに顧客が喜んでくれたことが私の考え方を変える要因になりました。この時とにかく売上を上げることばかりを考えてきた私が自分の仕事を通じて、社会の役に立つこと顧客が喜んでくれるということがこんなにも嬉しいことなんだと感じた瞬間でした。
外資系IT企業を3社ほど経験した頃、二人の子供を持つ父親になりました。以前から本国の指示を受けて仕事をする外資系企業でこのまま働いて行くのは良いことなのかという葛藤がありましたが、家族を持ったことで自分の仕事について更に深く考えるようなり、自分の子供に誇れる仕事をしたいという想いが強くなっていったのです。 そんな矢先に、センシンロボティクスという会社を知りました。まだベンチャーではあるものの、この会社が目指していることが実現できるように努力する姿や実現させた姿を子供に見せることができれば、それは格好良い父親として誇れるのではないかと思ったのです。
課題に応じたアイデア出しと、顧客の先回りをするインパクトあるソリューション
私たちはドローンを製造している会社ではありません。また、ソリューションやサービスの領域も設備点検・災害対応・警備監視をメインとしつつも、そこに制限しているわけではありません。表層に見える部分だけでなく、根本的なところで顧客の課題は何かということを追求し、どういった手法で解決できるかどうしたらインパクトを最大化できるかを一緒に考え、小さな成功体験を顧客とともに作りながら、成功の先の更なる発展を目指すというサイクルを高速で回していくことが出来るのがセンシンロボティクスの事業の魅力です。
我々の未来はデータ取得し、そのデータを利活用する、そこに価値が生まれる
実証実験や実際のソリューションの導入は実績を多く積み重ねてきていますが、これからは社会インフラのDX(デジタルトランスフォーメーション)を推し進めていくリーディングカンパニーを目指していきます。その際にデータを集めるのはドローンだけではありません、ドローンは様々な手段の一つです。また、私たちの顧客は大規模かつ点検作業に危険を伴うインフラや工場などの設備を持った企業が多くいます。顧客の課題を追求し、考え抜き、最適なロボティクス技術を使用することで、効率よく安心安全にデータが集められるのです。
そうして集めたデータを蓄積し、活用していくことで、顧客の重要な意思決定に利用されるような価値を提供しながら、直面する社会課題の解決を図る会社となることを目指しています。
求める人物像
社会に貢献したいという想いを持っているのはもちろん大前提で、相手の幸せを自分の喜びにできる人を求めています。相手の幸せというのは仕事に限ったことではありません。我々の顧客に対してもそうですし、家族や友人、一緒に仕事をする仲間など自分の身近な人のことを考え幸せにしようと努力出来る方は、いざ社会貢献するとなった時に率先して行動を起こせると思っています。そういった相手を思いやる他者貢献の気持ちを持っている人とぜひ一緒に仕事をしたいと思っています。