国立環境研究所 苫小牧フラックスリーチサイトでのドローンによる森林計測調査業務を実施

株式会社センシンロボティクスは、国立研究開発法人国立環境研究所からの委託を受けて、AME株式会社と連携してドローンによる森林計測調査を行いました。

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森林の林冠構造は、森林内の環境や主要な生態プロセスに影響を与える重要な要因であるため、森林の質を評価する重要な指標とされています。これまでこうした森林の計測調査は、実際に調査者が森林内で立木の胸高直径や樹高、立木本数を毎木調査や標本調査等を行うことにより計測しており、非常に多くの労力を必要としていました。ドローンは広範囲の面的な森林情報を短期間に一定精度で把握が可能なため、現地調査の効率化や省力化など今後の活用が期待されています。

調査では、ドローンやLiDARなどの最新技術を使い、森林環境を葉の状況が異なる季節に複数回計測を行うことで、森林による炭素吸収量に関する情報がどの程度得られるかを検証する取り組みに参画しました。センシンロボティクスは様々なインダストリーでの豊富な調査や自動撮影・観測の知見に基づき、森林分野におけるデータ取得について撮影方向や撮影高度等といった条件を変化させ、森林観測に適したデータ取得方法の改善に取り組みました。今回取得したデータは国立環境研究所ならびに関係機関にて解析され、森林の林冠構造に関する知見の高度化に活用される見通しです。

センシンロボティクスは、今後も森林環境における調査を行い、持続可能な地球環境の実現に向けた取組に貢献してまいります。

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点群データ

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取得データ

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