行動規範

「SENSYN ROBOTICS行動規範」は、当社のすべての役員および従業員が遵守すべき行動規範です。
私たちは、法令を遵守することはもとより、社会の信頼にかなう倫理観ある行動を実践します。

1.社会との関係

  1. 法令の遵守、文化・習慣・倫理の尊重
    国内外の法令を遵守し、誠実かつ倫理的に事業活動を行うことはもとより、事業活動を行う各国・地域の文化や慣習を尊重し、良識ある行動を心がける。
  2. 適正な広報活動
    事実と異なる情報やデータを公表したり、発表すべき内容を意図的に隠蔽するなど、社会から信頼を失うような行為は行わない。
    宣伝・広報活動にあたっては、他者を誹謗中傷するような表現や社会的差別につながる用語は一切使用しない。
  3. 環境の保全
    あらゆる事業活動において、常に環境保護の重要性を認識し、環境に関する諸法令等を遵守し環境保全活動に積極的に取り組む。
  4. 個人情報の保護
    顧客、取引先、従業員等の個人のプライバシーを尊重し、個人情報の収集、保管、使用、開示、破棄その他の取り扱いに際しては、関連法令及び当社の個人情報保護方針を遵守する。
  5. 知的財産権の保護
    • a. 研究・開発活動、その他の業務により得られた知的財産権(発明・創作、特許、実用新案、意匠、著作物、商標、ノウハウ、技術情報等)は、当社の重要な資産であり、その適切な保護と有効利用に努める。
    • b. 他者の知的財産権を尊重し、故意に第三者の知的財産権を不正使用したり侵害したりしてはならない。
  6. 企業秘密の保全
    企業秘密の管理は適切に行い、在職中、退職後に関わらず社外に開示・漏洩したり、不正な目的で使用しない。
  7. 情報システムの適切な使用
    • a. 当社の情報システムは業務のためのみに使用し、個人的な目的のために使用しない。
    • b. 当社の情報システムに関わるIDやパスワードは厳重に管理し、機密情報の漏洩、盗難、破壊やウイルス感染等の損害を防ぐ。
    • c. 他人のIDやパスワードを盗用したり、システムに不正にアクセスしたりしない。
    • d. インターネットの利用にあたっては、常に適切な利用に努め、社会的信用を失墜させるような行為は行わない。
  8. 輸出入関連法令の遵守
    商品及び技術の輸出入にあたっては、関連法令を遵守する。
  9. 反社会的勢力との関係断絶
    • a. 違法行為や反社会的行為に関わらないよう、基本的な法律知識、社会常識と正義感を持ち、常に良識ある行動に努める。
    • b. 社会の秩序又は安全に脅威を与える反社会勢力などから不当な要求を受けた場合、毅然とした態度で接し、金銭などを渡すことで解決を図ったりしない。
    • c. 当社又は自らの利益を得るために、反社会的勢力を利用しない。
    • d. 反社会的勢力及び反社会的勢力と関係ある取引先とは、いかなる取引も行わない。

2.顧客・取引先・競争会社との関係

  1. 顧客満足度
    常に顧客に満足と信頼を得られる商品・サービスの提供に努める。
  2. 品質保証
    品質管理には万全を尽くす。万が一品質に関する苦情が発生した場合は、誠意をもって迅速に対応する。
  3. 商品の安全性
    • a. 商品・サービスを提供するにあたっては、設計、開発、販売、運用・保守等にいたるまで、常に安全性に留意し、安全に関する法律及び安全基準を遵守するとともに、これを上回る安全性を目指す。
    • b. 安全性を阻害する情報を入手した場合、速やかに事実関係を調査するとともに、問題があることが判明した場合には、適切な処置を講じる。
  4. 独占禁止法の遵守
    いかなる状況下であっても、カルテルや談合、優越的地位の濫用など独占禁止法違反となるような行為を行わず、公正で自由な企業間競争を行う。
    • a. 他の業者との間で、販売価格や取引条件に影響を及ぼすような取り決めを行ったり、入札談合を行うなど「不当な取引制限」は行わない。
    • b. 不当に安い価格で商品を販売するなど「不公正な取引方法」は用いない。
  5. 不正競争の防止
    • a. 窃盗等不正な手段により他社の営業秘密を取得・使用しない。
    • b. 不正な手段により取得されたものであること、又はその恐れがあることを知りながら、他社の営業秘密を取得・使用しない。
  6. 調達先との適正取引
    調達先との取引においては、良識と誠実さをもって接し、公平かつ公正に扱う。
    • a. 複数の業者の中から調達先を選定する場合には、品質、価格、納期、技術開発力、安定供給、信用状態等諸条件を公平に比較、評価し、最適な取引先を決定する。
    • b. 特定の調達先に不当に有利な待遇を与えるような影響力を行使しない。
    • c. 取引先に設計・開発委託又は運用・保守委託を行う際には、関連法令を十分に理解した上で支払遅延等の行為を行わないように留意し、契約及び取引を行う。
  7. 接待・贈答
    顧客、取引先、その他のビジネスパートナーに対して、不当な利益や優遇措置の取得・維持を目的とする接待、贈答、金銭等の授受・供与は行わない。職場の地位を利用して、私的な利益や便宜を受けない。

3.株主・投資家との関係

  1. 企業情報の開示
    株主・投資家に対して、当社の財務内容や事業活動状況等の経営情報を、関連法令及び東京証券取引所諸規則に則り、適時に公正・正確に情報開示するとともに、当社の経営理念・経営方針を明確に伝え、それらに対する意見・批判を真摯に受け止める。
  2. 適正な会計管理と税務処理
    公正な会計処理と適正な情報記録及び報告を行う。事実の仮装、隠蔽や虚偽、架空の記載を行ったり、簿外の資産を築いたりしない。
  3. インサイダー取引の防止
    当社、関係会社、取引先、顧客などに関し、未公表の重要情報(インサイダー情報)を知った場合、当該情報が公開されるまでの間、これらの企業の株式・社債を売買しない。このような行為は中間に人を介在したり、個人的な利益を得ない場合であっても許されないことであり、決して行わない。

4.政治・行政との関係

  1. 寄付・政治献金規制
    • a. 政治献金や各種団体への寄付などを行う際には、関係法令を遵守し、正規の方法に則って行う。
    • b. 各種献金・寄付の実施については、事前に社内規程に従って承認を受ける。
    • c. 贈賄・利益供与や違法な政治献金はもとより、政治・行政との癒着というような誤解を招きかねない行動を厳に慎み、健全かつ透明な関係作りに努める。
  2. 公務員等に対する接待・贈答
    公務員(外国政府の役職員を含む)又はこれに準ずる者に対しては、営業上の不正な利益を得るために、又はビジネス上の便宜供与の見返りとして、金銭等の利益供与を行わず、その約束・申出も行わない。

5.従業員との関係

  1. 人権尊重と差別・ハラスメントの禁止
    一人ひとりの人権と個性を尊重し、健全な職場環境を維持することに努める。
    • a. 人種、民族、国籍、信条、宗教、性別、年齢、障がいなどに基づく非合理な差別を行わない。
    • b. 組織における立場を利用するなどして他人に対する性的その他の嫌がらせや、嫌がらせとの誤解を与える行為は行わず、また相手に不快感を与える言動は慎むものとする。
  2. 職場の安全衛生
    安全・衛生の確保を最優先に職場環境の整備に努め、また業務上の安全・衛生に関する法令等を遵守する。万一災害が発生した場合は、事故を最小限に止め、また再発を防止するために必要な措置を講じる。
  3. 労働関係法令の遵守
    労働関係法令を遵守し、働きやすい健康な職場環境の維持に努める。
    • a. 労働基準法等を遵守し、過度な労働、残業等を強いるような業務の押しつけ、威迫による業務の強制は行わない。
    • b. 心身の健康増進に取り組み、管理者は部下の健康状態に常に留意する。

6.行動規範の遵守

  1. 法令及び社内規程の遵守
    • a. 役員及び従業員は関連法令及び社内規程を遵守し、本行動規範に従い公正に行動する。
    • b. 事業運営が関連法令及び社内規程に従い適正に行われているかを確認するために、内部監査を実施する。
    • c. 経営トップは、当社の事業運営が本行動規範に則り適切に行われるよう率先努力する。
  2. 内部通報制度
    当社及びその子会社の業務に関連し、法令又は本行動規範その他の社内規程への違反又はその恐れがある場合、これを報告することができる通報制度を設け、かかる通報を行った役員及び従業員等を公正に取り扱うものとする。

付則
1.本行動規範の改廃は、取締役会の決議による。
2.本行動規範は、2017年5月19日から制定実施する。
3.本行動規範は、2020年9月14日から改定実施する。