社会インフラDXのリーディングカンパニーである株式会社センシンロボティクス(本社:東京都品川区、代表取締役社長 CEO:北村 卓也、以下「センシンロボティクス」)は、デジタルイノベーションの総合展「CEATEC 2024 Toward Society 5.0(シーテック)」内の「国土交通省 都市局ブース」にて出展いたします。
センシンロボティクスは、株式会社竹中工務店(本社:大阪府大阪市、取締役社長:佐々木 正人、以下「竹中工務店」)、アダワープジャパン株式会社(本社:東京都台東区、代表取締役:安谷屋 樹、以下「アダワープ」)と共同で、国土交通省が主導する「Project PLATEAU(プロジェクト プラトー)*1」の一環として、都市部におけるドローン自律飛行技術の確立や、公道での無人搬送車両の自律走行を目指した実証実験を進めています。センシンロボティクスは、ドローン自律飛行技術および無人搬送車両の運行管理やモニタリングシステムの開発に関わっており、今回はこの取り組みで活用した技術をブース内でご紹介いたします。
展示内容
■ロボット自律移動システム『ELAS』
LiDAR*2で取得した情報を活用してロボットを自律制御するシステムで、LiDARやカメラを搭載した自己位置推定や自律制御、対象物の認識が可能なモジュールを活用することで、GNSS*3環境および非GNSS環境の両方に対応可能となります。これまでの取り組みでは、GNSS信号が届かないトンネル坑内や、GNSS受信状況が安定しない高層ビル周辺においてドローンによる安全な自律飛行を『ELAS』によって実現しています。
■AIアプリケーション開発プラットフォーム『SENSYN CORE』
『SENSYN CORE』はAI×データ利活用を実現するAIアプリケーション開発プラットフォームです。ロボット制御、データ管理、AI解析などの各機能で構成しており、機能の組み合わせにより、短期間で目的に合わせたアプリケーション開発、現場業務の改善に早期に活かすことができます。
また、10月15日(火)には当社が参画している「Project PLATEAU」に関する講演もございます。
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開催概要
イベント名:CEATEC 2024 Toward Society 5.0(シーテック)
会期 :10月15日(火)~10月18 日(金)10:00~17:00
※10月15日(火)10:00~12:00は招待制
会場 :幕張メッセ
ブース番号:#3H086
入場方法 :事前登録・聴講予約はこちら
注釈
*1 Project PLATEAU:国土交通省が推進する 3D 都市モデルの整備・活用・オープンデータ化プロジェクト。誰もが自由に都市のデータを引き出し、活用できるようになることを目指す。
*2 LiDAR(Light Detection And Ranging)…照射レーザーの反射光により、対象物までの距離や対象物の形などを計測する技術。
*3 GNSS…全球測位衛星システム(Global Navigation Satellite System)の総称。米国のGPS、日本の準天頂衛星QZSS、ロシアのGLONASS、欧州連合のGalileoなどがある。