社会インフラDXのリーディングカンパニーである株式会社センシンロボティクス(本社:東京都品川区、代表取締役社長 CEO:北村 卓也、以下「センシンロボティクス」)は、千代田化工建設株式会社(本社:神奈川県横浜市、代表取締役会長兼社長:榊󠄀田 雅和、以下「千代田化工建設」)と産業分野における業務効率化と高度化に向けた協業(以下「本協業」)のさらなる加速を目指し資本業務提携を締結いたしました。

本協業では、千代田化工建設が国内外顧客のO&M業務の変革をサイバーとフィジカル両面からご支援されるソリューションplantOS®に、当社がインフラ保全領域で磨いてきた技術力を融合し、ロボットやドローンを使ってタイムリーにデータ収集し、同社の3Dデジタルツインプラットフォームへ集約、AIなどの最新技術を用いて洞察を導き出し、新たな価値を生み出すソリューションを共創します。

プラント操業の現場において、少人化がもたらす深刻な人手不足の中、老朽化する設備の健全性を維持するには、日常点検の質と頻度を上げることが重要であり、自動巡回型のドローンやローバー型ロボットの導入やそこで取得されるデータの利活用による業務の効率化・高度化は近い将来必要不可欠となってゆくものと思われます。

一方、先進技術の導入、活用には専門の知識が求められます。継続的なメンテナンスなど、初期投資以外にも多くの運用コストがかかり、新技術や製品は、継続的かつ頻繁に更新されるため、すべての事業者が容易に導入できるものではありません。

これら課題に対し、当社のロボティクス、AI、XR等の技術力と千代田化工建設の現場(フィジカル)も含めた総合力を融合し、持続可能で安心安全な企業活動を目指すビジネスセイフティーのご提供を目指します。

各社コメント

千代田化工建設株式会社 O&M-Xソリューション事業部 米山 徹氏

ドローンやロボットの分野は、センシングやAI技術を含め、様々な革新的テクノロジーの集大成です。センシンロボティクス社の開発したSENSYN COREは、共通利用できる様々なAPIを備えており、千代田化工建設のplantOS®プラットフォームと組み合わせることでソリューション開発を加速し、最新テクノロジーをいち早くお客様へ提供したいと考えています。

株式会社センシンロボティクス 代表取締役社長 CEO 北村 卓也

ライフラインそのものである産業インフラ/社会インフラの国内外の喫緊の課題に対して、デジタル技術で挑戦するソフトウェアカンパニーとして、本共創を通じて千代田化工建設の持つ高度な技術やナレッジに付加価値を提供することで、エンジニアリング事業の更なる高度化、そしてより豊かでサステイナブルな未来の実現に貢献していきます。

千代田化工建設について

千代田化工建設株式会社は世界をリードする総合エンジニアリング事業者です。1948年の創業以来、世界60か国以上で石油・ガス、化学、石油化学など幅広い事業分野で設計・調達・建設(Engineering,Procurement and Construction:EPC)から運用・保守(Operation and Maintenance:О&М)のサービスを提供しています。

本社所在地:神奈川県横浜市西区みなとみらい四丁目6番2号 みなとみらいグランドセントラルタワー
設立:1948年1月
代表:代表取締役会長兼社長 榊󠄀田 雅和
https://www.chiyodacorp.com/jp/

センシンロボティクスについて

センシンロボティクスは『社会の「当たり前」を進化させていく。』をミッションに掲げ、社会や企業が抱える課題を、AI×Dataの力で解決する社会インフラDXのリーディングカンパニーです。
日本、そして世界を支える社会・産業インフラの現場に存在する「労働力不足・安全に対するリスク・上昇するコスト」などの課題を、AIを始めとする最新のテクノロジーを駆使し、誰にでも扱えるデータ利活用のためのソフトウェアソリューションで解決します。
豊富なプロジェクトで得られたノウハウと、独自のソフトウェア開発プラットフォーム「SENSYN CORE」を活用し、コンサルティングからシナリオ策定、ビジネス実現性の評価、技術・システム開発、実業務への定着化まで一気通貫で支援、老朽化するインフラの点検や、少子高齢化による労働人口の減少、激甚化する災害といった社会課題を解決しサステイナブルな未来を実現していきます。

本社所在地:東京都品川区大井一丁目28番1号 住友不動産大井町駅前ビル4階
設立:2015年10月
代表:代表取締役社長 CEO 北村 卓也
https://www.sensyn-robotics.com/