企業・自治体向け業務用ドローンソリューションを提供する株式会社ブイキューブロボティクス・ジャパン(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長:出村太晋、以下ブイキューブロボティクス)は、ドローンを活用した先進的なIoTプラットフォームの開発を手掛け数多くの特許を保有するH3 Dynamics社(本社:シンガポール、CEO:Taras Wankewycz)の提供する全自動運用ドローンシステム「DRONEBOX(ドローンボックス)」を使った世界初となる(2017年9月弊社調べ)商用サービスの提供を開始します。 また、10月にDRONEBOXの試験飛行を宮城県仙台市にて実施することをお知らせします。
<DRONEBOXの本体の外観と飛行・着陸時の様子>
※実際の製品は、仕様が異なる場合があります。
提供サービス内容
DRONEBOXは、ドローン機体に加えて、自動離着陸や自動充電に対応する基地が一体となったシステムです。あらかじめ設定されたルートへの自動飛行や、画像・映像の撮影が可能なため、大規模な工場の巡回や設備の点検など、人が現地に赴くことなく、自動的に業務を遂行することが可能となります。また、弊社のリアルタイム映像コミュニケーションサービスや、画像認識・解析サービス等と組み合わせることで、様々な業務に対応することができます。更に、DRONEBOX本体に組み込まれたコンピュータは、ドローン機体が取得したデータの一次処理を行い、クラウドと連携して詳細に解析するなど、高度な情報処理を可能にします。
ⅮRONEBOXの特徴
- 自動離着陸・自動充電・自動データリンクを可能としたドローン基地。
- あらかじめ設定されたルート・スケジュールに基づいた定期自動巡航。
- 様々なアプリケーションと組み合わせた業務の自動遂行。
DRONEBOXの詳細に関しては、こちらをご覧ください。
URL:http://www.h3dynamics.com/products/drone-box/
サービス料金プラン
基本月額利用料70万円~+初期費用
※セットするドローン機体の機種、搭載されるカメラ・センサー、画像認識等の追加機能の有無、設置場所や環境等によって費用は変動いたします。
DRONEBOX試験飛行 実施概要
本サービスの提供開始にあたり、仙台市にてDRONEBOXの試験飛行を実施いたします。自動離着陸、自動充電など、全自動運用ドローンシステムであるDRONEBOXの基本機能を使用し、設備点検や災害時の活用を想定した試験を行う予定です。
場所:仙台市(詳細未定)
内容:「DRONEBOX」基本機能試験(自動離着陸、自動充電等)
ブイキューブロボティクスについて
2015年10月に設立され、ロボティクス領域において映像コミュニケーション技術とドローンコンピューティング技術を組み合わせたソリューション事業を展開しています。 専門的な操作技術を持たない人が誰でも簡単かつ安全にドローンをコントロールし、遠隔地・多拠点からリアルタイムにモニタリング・コミュニケーションを行い、即時に必要な意思決定ができる環境を実現させていきます。コミュニケーションの可能性をさらに拡げ、多くの日常業務をドローンに代替させていき、社会の中で当たり前のようにドローンが活用されている世界を創っていきます。
H3 Dynamics社について
H3 Dynamics社は、産業向けIoTの持つ可能性を追求する、クラウド・ロボティクスの世界的な先駆者です。最先端のエネルギーストレージシステム、無人システム、自律センサーから、ネットワーク・ロボット、IoT向け分析ソフトウェアに至るまで、ハードウェア・ソフトウェアを問わずロボティクスに関わる全てにソリューションを提供する企業です。本社をシンガポールに置き、2016年にアメリカ・テキサス州オースティンで操業を開始、2017年6月にはヨーロッパ初となるフランス・パリに拠点を設けました。H3 Dynamics社は、2016年に「Intel IoT Solutions Alliance」に参加したほか、「2016 IoT & Cloud Innovation Awards」ではファイナリストに名を連ねています。
URL:http://www.h3dynamics.com