社会インフラDXのリーディングカンパニーである株式会社センシンロボティクス(本社:東京都品川区、代表取締役社長 CEO:北村 卓也、以下「センシンロボティクス」)は、大阪・関西万博のテーマウィークにおける展示「Digital Twin Perspectives ― 現実と仮想が描く都市の未来」(主催:国土交通省)に出展いたします。

テーマウィーク」では、約1週間ごとに異なる地球的課題をテーマに設定し、主催者をはじめ、公式参加者、日本国政府・自治体、共創事業参加者、出展企業等の万博参加者に加え、全国の自治体や産業界等が集い解決策を話し合う「対話プログラム」と、具体的な行動のための「ビジネス交流」などが実施されます。センシンロボティクスは、「いのちをつなぐ」をテーマに開催される「未来のコミュニティとモビリティウィーク」内の国土交通省主催プログラム「Digital Twin Perspectives ― 現実と仮想が描く都市の未来」に出展します。
 

本プログラムでは、国土交通省が推進する「Project PLATEAU(プロジェクト プラトー)*1」で協業した株式会社竹中工務店(本社:大阪府大阪市、取締役社長:佐々木 正人、以下「竹中工務店」)、アダワープジャパン株式会社(本社:東京都台東区、代表取締役:安谷屋 樹、以下「アダワープ」)とともに、ドローン自律飛行技術および無人搬送車両の運行管理やモニタリングシステムの技術をプログラム内で紹介いたします。

展示内容

■ロボット自律移動システム『ELAS』

LiDAR*2で取得した情報を活用してロボットを自律制御するシステムで、LiDARやカメラを搭載した自己位置推定や自律制御、対象物の認識が可能なモジュールを活用することで、GNSS*3環境および非GNSS環境の両方に対応可能となります。これまでの取り組みでは、GNSS信号が届かないトンネル坑内や、GNSS受信状況が安定しない高層ビル周辺においてドローンによる安全な自律飛行を『ELAS』によって実現しています。

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■AIアプリケーション開発プラットフォーム『SENSYN CORE』

SENSYN CORE』はAI×データ利活用を実現するAIアプリケーション開発プラットフォームです。ロボット制御、データ管理、AI解析などの各機能で構成しており、機能の組み合わせにより、短期間で目的に合わせたアプリケーション開発、現場業務の改善に早期に活かすことができます。

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開催概要


イベント名:未来のコミュニティとモビリティ
      Digital Twin Perspectives ― 現実と仮想が描く都市の未来
会期 :5月20日(火)~5月24 日(土)10:00~20:00
   ※5月20日(火)は15:00開場
   ※5月24日(土)は18:00まで
会場 :大阪万博 ギャラリーWEST 展示室②
入場方法 :ギャラリーWEST展示室②における展示は予約不要でご覧いただけます。

注釈

*1 Project PLATEAU:国土交通省が推進する 3D 都市モデルの整備・活用・オープンデータ化プロジェクト。誰もが自由に都市のデータを引き出し、活用できるようになることを目指す。
*2 LiDAR(Light Detection And Ranging)…照射レーザーの反射光により、対象物までの距離や対象物の形などを計測する技術。
*3 GNSS…全球測位衛星システム(Global Navigation Satellite System)の総称。米国のGPS、日本の準天頂衛星QZSS、ロシアのGLONASS、欧州連合のGalileoなどがある。