完全自動運用型ドローンシステムSENSYN Drone Hub
ドローン機体、自動離発着や自動充電に対応する基地(ドローンポート)、加えて制御ソフトウェア・業務アプリケーションが一体となった、業務の自動化を推進するシステムです。
SENSYN Drone Hubとは
「自動離着陸」「自動充電」「撮影データ自動転送」を
実現した完全自動運用型ドローンシステム
-
自動離着陸
設定した時間になるとドローンが自動的に離陸しミッションを行う。ミッションが終わった後は完全自動で精密な自動着陸を実行。
-
自動充電
現場への機体持込・セッティングの手間をかけることなく自動で充電。
-
自動データ転送
撮影後のデータは自動でクラウドに転送。
特徴
事前に設定されたルートへの自動飛行や、画像・映像の撮影が可能なため、大規模な工場の警備監視や設備点検などの領域において、設置型ドローンシステム(ドローンポート)として運用することで、作業員が都度現地に赴く必要がなくなり、効率的かつ安全な業務遂行が可能となります。
主な利用シーン
- ・ビル、工場、高層施設などの警備監視業務
- ・津波、雪崩などの災害対策・定点観測
- ・鉄塔、陸橋、ダムなどの定期点検業務
- ・山間部、高所、災害危険地域などにおける業務
- ・ドローンを操縦するオペレーターの配備が困難なシーンでの業務
機能
防水・防塵設計
機体と格納基地の両方でIP54設計
LTE対応ドローン
機体との通信はLTEに対応。機体とサーバで直接通信し、リアルタイムのコマンド送信やアップロード処理を実現
気象センサー
離陸時の周囲の雨量・風速・気温を気象センサーで取得し、飛行可否の判断を自動で行う
複数拠点のネットワーク化
将来的には複数台設置してネットワークを作ることによって、離陸時とは別の格納基地に着陸できるようになり、広範囲の飛行を目指す。
本体スペック
ドローン基地
サイズ | 1.89m(縦)*1.77m(横)*0.8m(高さ) |
---|---|
重量 | 149kg |
入力 | 100V~240V AC / 16A |
動作保証温度 | -10℃ ~ +40℃ |
防水・防塵性能 | IP54相当 |
耐久性能 | 100,000回以上の開閉テスト済み |
ドローン機体
機体 | Mark-1 | Mark-2 |
---|---|---|
サイズ | 対角75.6cm | 対角88.8cm |
重量 | 6kg | 7.5kg(1stジンバルのみ) |
入力電源 | 30分(ホバリング時) | 25分(ホバリング時) |
動作保証温度 | -10℃ ~ +40℃ | -10℃ ~ +40℃ |
防水・防塵性能 | IP54相当 | IP54相当 |
耐風性能 | 10.0m/s | 10.0m/s |
充電時間 | (空の状態から)約40分で80% 約1時間で満充電 | (空の状態から)約40分で80% 約1時間で満充電 |
搭載カメラ
1stジンバル
カメラ | RGB Camera (Fixed lens) | Thermal Camera |
---|---|---|
センサー | 1/2.5'' CMOS 8.5MP | FLIR Boson |
サイズ | 1920 (H) x 1080 (V) 200万画素 | 320 (H) x 256 (V) 8.5万画素 |
レンズ | DFOV = 57.4 ,HFOV = 47.3 EFL : 7.2mm | HFOV = 50 EFL : 2.3mm |
2ndジンバル
カメラ | 2000万画素カメラ | 14倍ズームカメラ |
---|---|---|
センサー | APS-C (23.2 x 15.4mm), "Exmor" CMOSセンサー | CMOS 1/2.3′′ |
サイズ | 5456 (H) x 3632 (V) 2,000万画素 | 4152 (H) x 3062 (V) 1,271万画素 |
レンズ | HFOV = 70 EFL : 20mm | HFOV = 82 to 25 FL : 3.85〜13.4mm |