脳に汗かく感覚。
パズルを組み立てる難しさに挑む

中山 淳

テクノロジーグループ 開発マネージャー
ph_nakayama_01

Windows用ネットワークアプリの開発者としてキャリアをスタートし、Web技術を使ったP2Pグループウェア、Webアプリを簡単に開発できるプラットフォームなどWebサービスの開発に携わった後、ワークスアプリケーションズにて、企業内GoogleをコンセプトとするEnterprise Search製品を開発する。
企画段階からプレイイングマネージャとして参加し、設計・実装からデプロイ・運用まで行った他、複数の国にまたがる多国籍チームをマネジメントした。2018年4月に現センシンロボティクスへ入社、現在は開発マネージャーとして活躍。

スクリーンから飛び出して、現実世界を変えていくリアルを感じる

センシンロボティクスは「ロボティクスの力で日本の社会課題を解決していく」というミッションを掲げている。私たちのお客様は、ガス、電気、住宅にかかわるような企業です。普段私たちが当たり前のように利用しているサービスを提供している欠かせない企業ばかり。私たちが「当たり前」に享受しているサービスを当たり前に提供するためには、その企業にかかわる多くの人が危険な場所、酷暑や過酷な環境でのメンテナンス業務を行っています。私たちの仕事はそのような危険かつ過酷なメンテナンス業務を自動化し、サポートすることです。

そのために私たちが活用するのがドローンなどのロボットやハードウェアです。ハードウェアから離れたWebサービスを提供する企業で働くソフトウェア・アプリケーションエンジニアは多いと思いますが、私たちの開発はスクリーンの中で完結しません。自分たちで作ったソフトウェアがドローンやロボットなどのハードウェアと連動して動きます。私もセンシンロボティクスに入社して、ドローンやロボットと連動するアプリを作った時、初めてプログラミングをして動くものを作った時の面白さを思い出しました。

技術力以上に、圧倒的な課題解決力が身につく環境

実際の業務においては、お客様、ソリューション部門と共にプロジェクトに参画します。プロジェクトは並行して複数関わることもあり、常に新しいプロジェクトも発生しています。プロジェクトは垂直分業のため、フロントエンド~バックエンド、インフラの技術まで広く深く問われるため、幅広い技術が身につく環境だと言えます。

また、普段目にすることのないお客様の業務を理解しながらシステム開発をしていく、というのはかなり深くお客様の業務を理解する必要があります。ドローンやロボットなどのハードウェアを活用したメンテナンスソリューションであることから、お客様ごとの安全規則にも応えていく必要もありますし、気象や気候などの自然条件等の制約もあります。それらを踏まえた解決策を考えだすのは非常に難しい反面、パズルのような面白さもあります。センシンロボティクスに入社して、「課題解決力」が非常に高まったと自分でも感じています。

自律的なチームを支えるベースをつくる

前職では、マネジメントが主になっており、開発をしたいということで転職を決意しました。入社後は開発を主な仕事とし、開発環境の整備やシステムのトラブルシューティングにも力を入れてきました。更に他部署のメンバーと切磋琢磨して課題解決に貢献できていると感じています。現在はチーム拡大に伴い、テックリード(2021年12月時点)としてチームが担当しているプロダクトやプロジェクトの技術面のサポートやレビューを行いつつ、管理ツールの導入、TypeScriptの導入で型付けを当たり前とし、アジャイル開発体制を築いたり、各メンバーがスピーディーかつ自律的に動けるような状況を整えることに注力しています。

例えば、当社は新卒採用を現在(2021年12月時点)行っていないため、全員が中途社員で異なるバックグラウンドを持っています。得意不得意はありますが、全員がバックエンドとフロントエンド両方の開発を行います。本人にとってなじみがない言語や業務で学習が必要な場合も、しっかりレビューでフィードバックをすることで早期にキャッチアップし、自走できるようになっています。

候補者の方へ
指示待ちではなく、自分の頭で判断して課題を見つけられる方、課題を解決するのが好きな方、色々な技術に触れてみたい方、スクリーンで完結するソフトウェアに飽きた方、お待ちしております。特に、ソフトウェアとロボティクスの融合は、今後、DXが進んでいくにつれて拡大していく領域であり、自身の市場価値を高められるフィールドがセンシンロボティクスにはあります。