センシンロボティクスでは「ロボティクスが実現する豊かな社会」をテーマに年間を通じたウェブセミナーを開催しています。

社会が抱えるさまざまな課題を解決し、少子高齢化や社会/産業インフラの老朽化が進み、更には感染症との共存が必要となる未来においても、豊かな社会を実現するには何が必要か?
ドローンを始めとするロボティクステクノロジーを軸に、エネルギー、環境、DX、法規制、エアモビリティなど、様々なテーマの業界トップランナーや専門家を招いて議論する、というものです。

記念すべき第1回は、ENEOSイノベーションパートナーズ合同会社(以下:ENEOS) 社長 矢崎 靖典 氏をゲストにお迎えし、当社代表の北村と、ドローンステーション構想と循環型社会の未来や、その中で「SENSYN DRONE HUB」が果たす役割について対談を行いました。


2社が目指すドローンステーション構想とは

ドローンステーション構想とは、完全自動運用型ドローンシステム「SENSYN DRONE HUB」の活用について実行計画を策定し、2023年を目途に設備開発・実証を行ってまいります。また、同時にドローンを活用した設備点検、災害対策、警備・監視に関する新たなソリューションの開発にも取り組む、というものです。

ENEOSとセンシンロボティクスは、これまでにも石油事業におけるプラント設備点検の取り組みを行ってまいりました。
一方、ENEOS 未来事業推進部では、既存事業の枠を超えた新たな事業の創出・実行に向け、積極的な取り組みを推進しており、その中の一つの取り組みとして、ドローンの離発着および太陽光などの環境配慮型エネルギー供給の拠点としてのドローンステーション構想を描いています。
2社が目指す未来の方向性が合致したことから、今回の協業に至りました。

ドローンステーションが果たす役割とは

ドローンステーションについて、矢崎様は「ENEOSは全国に事業所やガソリンスタジオなど、様々な形でビジネスを展開しており、ネットワークがあります。そういったところを拠点にしながらインフラを設置していきたい。」と語りました。

また、北村は、「センシンロボティクスでは、ドローンもロボットの1つで活用していますが、お客様が真に求めているのは危険箇所での作業捉えています。なのでドローン以外のロボットの活用もこの座組の中に入れていきたい。」と語りました。

本取り組みは2023年を目途に設備開発・実証を行ってまいります。また、同時にドローンを活用した設備点検、災害対策、警備・監視に関する新たなソリューションの開発にも取り組みます。

セミナー終了後も、ドローンステーションをテーマに第2回、第3回と実施したいと登壇者同士でも盛り上がっていました。

次回はより具体的な進捗がお伝えできればと思いますので、第2回のセミナーも楽しみにしていただければ幸いです!