太陽光発電所は、安全の確保・発電性能の維持を目的に定期的なメンテナンスが義務化されています。

ドローンによる太陽光パネル点検作業を行う企業はありますが、撮影のみ、データ解析のみ、といった部分的なサービス提供となっています。また大規模な発電所に適したシステムとはなっておらず、点検結果をうまく活用できないケースも散見されます。
センシンロボティクスは太陽光発電施設点検パッケージSOLAR CHECK(ソーラーチェック)の提供を行っています。センシンロボティクスの太陽光パネル点検では、累計1,500MW以上 の実績があり、ドローンの自動航行による太陽光パネルの撮影、撮影結果の画像解析、点検結果レポートの提供までを一貫して提供しています。

候補②

目的: 大規模太陽光パネルの点検の効率化
課題: 太陽光発電所の維持管理は現状人が歩いて確認しているが、限界がある
効果: 点検の1次スクリーニングとして、発電所のパネルの状況を網羅的に把握できるようになった。今まで死角になっていた・異常が発見できなかったパネルの異常箇所が確認できるようになった。

 

とあるメガソーラーの点検では、10人程度が常駐し点検を行っていましたが、従業員の作業負担が大きいため点検頻度も低く、精度の高い点検ができていなかったことが課題でした。

 SOLAR CHECKの導入により、以下のことが可能になります。

  •  ドローンの自動航行によるデータ取得
    ドローンは自動航行での運用が可能なため、操縦者のスキルに依存せず、正確なデータ取得が可能になります。従来の点検手法による見落としリスクを回避し、自動航行ならではの効率的なデータ収集を行います。
  • AIによる異常検知
    AIを用いることで異常判定基準を画一化し高速化させることで、点検効率を向上させます。
  • データの一元管理と自動レポート生成
    取得した撮影画像はクラウド上で管理され、どこからでも瞬時に参照可能です。データの一元管理により、過去の点検結果との比較も可能です。さらに、取得したデータを自動で整理し、点検結果をPDF/Word形式でレポートを自動生成いたします。

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このメガソーラーの点検業務を行う企業様では、従来目視による点検では1か月程度かかっていた点検が、SOLAR CHECKを導入することで、3日 で完了することができ、点検頻度の回数を年4回に増やすことができたとお声をいただいています。

使用機体
DJI製 Matrice 200 series
※他の機体も対応可能です。まずはご相談ください。

今後の展望

今後は太陽光パネルの点検だけでなく、木が日光を遮り発電を妨げている箇所の確認や台風後の外周の柵の倒壊やがけ崩れの有無の点検、害獣の侵入の点検も行う予定です。また、施設内の草刈りロボットの自動走行にも対応予定です。

センシンロボティクスは、数々の企業との実績で積み重ねたノウハウを元に、顧客の業務効率化に向け、ドローンの活用・定着化までトータルでご提案いたします。