社会インフラDXのリーディングカンパニーである株式会社センシンロボティクス(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長 CEO:北村卓也、以下「センシンロボティクス」)は、中部電力パワーグリッド株式会社(本社:名古屋市東区東新町、代表取締役 社長執行役員:清水隆一)が実施した静岡鉄道株式会社(本社:静岡市葵区鷹匠、代表取締役社長:川井敏行)が保有する日本平ロープウェイの通信線の点検に、当社が提供する送電設備点検アプリケーション『POWER GRID Check』が活用されました。

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事例紹介(日本平ロープウェイ)_02-min『POWER GRID Check』を使ってドローンをオペレートする中部電力パワーグリッドの皆様

『POWER GRID Check』は、ドローンを使った送電設備点検のアプリケーションです。架空送電設備の鉄塔(支持物・がいし)と送電線(架空地線・電力線)を一括で自動点検できることが特徴で、簡単に送電線点検業務を実施することができます。

今回、この技術を応用し、日本平ロープウェイを運営する静岡鉄道が、毎月1回実施するゴンドラに乗ってロープウェイ設備に架線されている通信線の点検を、中部電力パワーグリッド静岡支社の担当者がオペレーションし、通信線のたるみに沿った自動航行により点検を行いました。
今後も、『POWER GRID Check』のコンセプト以外にも業務の幅を広げ、応用的に技術を活用し、様々な鉄塔や架線の点検が実施できるよう推進してまいります。

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「POWER GRID Check」とは

『POWER GRID Check』は、架空送電設備の保守業務における、ドローンを活用した送電設備点検アプリケーションです。

  • 鉄塔と送電線を一括で自動点検
    鉄塔(支持物・がいし)と送電線(架空地線・電力線)の点検作業を1つのアプリケーションで完結できます。
  • 一般に流通しているドローンで運用可能
    特殊なセンサーなどを用いず、一般的に市販されている汎用的な機体・カメラを用いるため、メーカーや機種に依存しない、柔軟な運用が可能となります。
  • データ管理機能
    取得データはクラウド上で一元管理が可能です。物理的受け渡し工数の削減、報告書への転記が不要になるため、修繕計画の短縮を実現します。