とある大型工場では、1施設あたり300㎡もの大きさの工場を複数有しています。

これまでは、屋根に不具合あった際に、作業員が屋根に上り異常箇所を確認してから改修していましが、広大な敷地を人手で点検を行うに時間を要するうえ、高所からの転落の危険性もあります。

roofcheck

そこで、の工場ではSENSYN FLIGHT COREを利用し、ドローンの自動航行による屋根点検を導入しました。機体はDJI製 Matrice210 V2を使用しています。

導入によるメリット

事故リスクを低減

屋根の点検のために人が登ることにはリスクがあります。破損した屋根に足を引っかけてしまったり、傾斜があり落下してしまう可能性があります。
ドローンを活用することにより、現地調査の際に屋根に登る必要はなくなるため、転落による事故のリスクを軽減させることができるようになりました。

自動航行により属人化せずに点検が可能

さらに、自動航行によって、俗人化せず常に一定精度の点検結果の取得が可能になりました。SENSYN FLIGHT COREは、一度ルート設定をすると、定期的な自動航行が可能になります。自動操縦なので、操作ミスによる事故を起こすことなく安全に操縦ができます。

roof-point-2ウェイポイントの設定の他、最適な自動航行ルートを自動設計することも可能

現場作業を行う方自身で、フライトルートの構築、安全確認、フライト実行の一連作業の運用が可能です。

データ管理の一元化

自動航行を行うサービスは他にもありますが、SENSYN FLIGHT COREは自動航行機能だけでなく、点検成果の一元管理が可能です。
収集したデータと位置情報を組み合わせ、変状検出・補修計画策定を大幅に効率化します。

お客様の要望に応じて異常箇所のAI解析やレポート書き出しの自動化機能を追加することも可能です。

roofcheck_01

 

この工場では、従来の点検業務のトータルコストを約78割削減することができたとのお声をいただいています。今後は、自動航行により定期的な点検が可能になったため、定期点検と、予防保全も視野に入れたいと話しています。

センシンロボティクスは、顧客の業務効率化に向け、ドローンの活用・定着化までトータルでご提案いたします。